2021年6月1日、韓国・ニュース1によると、東京五輪の公式ウェブページ上の地図に竹島が表記されていることに反発し、日本大使館前で旭日旗を燃やした韓国の大学生3人が警察に逮捕された。

記事によると、韓国大学生進歩連合（大進連）所属の大学生3人は同日午後3時ごろ、ソウル鍾路（チョンノ）区の駐韓日本大使館向かい側の歩道で、旭日旗を燃やすパフォーマンスを行なった。旭日旗には「独島（日本名：竹島）が日本領土だという東京五輪と日本政府を強く糾弾する」と記されており、 引火物をかけて火をつけた。そしてパフォーマンスを終え現場を離れようとしたところを、集会およびデモに関する法律違反の容疑で警察に現行犯逮捕されたという。

これを受け、韓国のネット上では「外交上問題になるから逮捕したのだろう」という推測をはじめ、「逮捕しないで。これは表現の自由だ」「なんで逮捕？警察は何を考えてるの？」「彼らは第2の独立運動家」「早く釈放して。こういったパフォーマンスすらできない国会議員も多い」など大学生3人の行動を称えるコメントが続々と寄せられている。

一方で「今がどんな時代か分かってる？『反日』ではなく、勉強して『克日』を目指して」「いつまで感情的に対応するの？」と警鐘を鳴らすユーザーもみられた。この他に「五輪は不参加。このままじゃ独島が日本の手に渡ってしまう。そうじゃないと文政権はたたかれる」「日本ではもっと過激なパフォーマンスが行われているのに…」などさまざまな声が上がっている。（翻訳・編集/松村）